みなさんこんにちは!まいごです。
今回は、三重県に相方と訪れた際に宿泊した『割烹の宿 美鈴』が本当に素晴らしい宿だったので雰囲気と夜の割烹料理についてご紹介いたします。(※お料理は季節によって変わります。)
16:30 チェックイン
海沿いをしばらく走り続けると、右に見えたのはどこか風情のある一軒の宿。
ほんのりと足元を照らすのは、『割烹の宿 美鈴』の文字。
玄関に入ると、男性の方が明るくお出迎えしてくれました。
2階に上がり、案内された部屋に入ると、お茶(松の葉が敷いてある)とお茶菓子(小さなお饅頭と寒天)を準備してくださりました。
軽くお腹が空いていたので、嬉しいおもてなしです。 夜ご飯までまだ1時間半ほどあったので、先にお風呂に入ることに。
普段お風呂は男女で分かれているのですが、たまたま当日予約していたのが私たち含め2組だったので貸し切りで入れるように計らってくださりました。
浴槽は五右衛門風呂で、湯加減もちょうどいい! 広さはなくとも落ち着いて入ることが出来ました。
ただ、ドライヤーの風量が弱いことと台数が少ないので、女性の方はドライヤー・メイク落とし・洗顔を持っていくのがオススメです!
18:00 夜のお食事
さっそくですが、こちら前菜です。もう初めからすごい予感しかしません(笑)料理長の方も、この後どんどん来ますので、とおっしゃっていました。
写真に写っているすべての説明は出来ませんが、年輪のプレートに時計の針のように飾られた前菜ひとつひとつが繊細な味で、食欲をより一層掻き立てられます。
右上にあるのは『カラスミ』、左下にあるのがナマコの酢和えです。(三大珍味が一気に二つも!)
ナマコは初めて食べましたが、コリコリとしてしっかりとした歯ごたえ。旨い。
食前酒もサービスに付けてくださりました。梅酒ベースで、まろやかな口当たり。そういえばもう梅の咲く季節だなあと思い出させてくれます。
余韻に浸るもつかの間、美しすぎるお刺身がドーーーン!!!
季節で旬なお魚を出してくれます。これがまた、新鮮でほんっっとうに美味しいんです。
日本酒を一合頼むと、こんなかわいい徳利(とっくり)で頂けちゃいます。
酒器も、好みに選ばせてくれます。綺麗な酒器がたくさん
カラスミと日本酒の相性が良すぎて、一生食べていたい。
圧倒的ビジュアルのスタメン伊勢海老さん!!! きゅうり巻き、伊勢海老の握り、生サバ寿司のフルコースです。まぶしすぎる、、、
このサバ寿司はサッと軽く火を通したもので、鮮度が良くないとこの状態で出せないのだそう。昆布にもこだわりが強く、ここ付近でしか獲れない希少な昆布だそう。 サバはプリッとしていて旨みがはっきりしていますが、この昆布の存在感も引けをとらず相性抜群。
伊勢海老の握りは、鮮度が良すぎるのか、嚙んでも噛んでもなかなか無くなりません!こんな海老食べたことない!!甘みのバランスもとても良かったです。
さて、この残った伊勢海老の頭はどうするの?という疑問ですが…
安心してください♪ ちゃんと割ってくれますよ。しかも脚まで?!!
脚まで剝いてくれるなんて優しい。身は少ないですが、味噌と白身が絡まって最後まで美味しく頂きました。
いやあ~贅沢だねえと言いながら舌鼓を打っていると、次の料理が運ばれてきました。
どどんっ
ナニコレ?! と思わず言ってしまいそうなほどの大きな石。隣にはアワビとタコが。
『焼け石で焼いてお召し上がりください。』
ひえ~贅沢すぎる。言われるがままにジュウジュウ焼いていきます。
既にお醤油で味付けしてあるので、焼くと香ばしい香りが部屋中に広がります。アワビの肝って苦くって苦手でしたが、ここの肝は全く苦くなくて美味しい!感動しました。
カラスミも焼くと美味しいですよ、とアドバイス頂いたので焼いて頂くと、たしかに濃厚さに香ばしさが加わってより大人の味になりました。
締めは、魚のしゃぶしゃぶです。最後まで贅沢(笑) 3くぐり程度させて、ポン酢とからし大根でいただきます。はあ、最高。
おひつに入ったご飯を持ってきてくれるので、よそったご飯にしゃぶしゃぶした後の出汁を入れてお茶漬けを楽しみました。こんなに食べたはずなのに、まだまだ入る。
デザートは、はっさくです。薄皮と種を取り除き、ハチミツなどで甘くしたシロップをかけて上には細かく刻んだキウイを。
シンプルでありながら最後まで手の込んでいる至極のデザートです。さっぱりしていて、胃もリフレッシュしました。
(続)『割烹の宿 美鈴』朝ごはん
入りきらなかったので、前半後半に分けてお伝えしていこうと思います。とにかく料理が素晴らしいの一言。
家族で経営されているようで、皆さん明るくてまるで実家にいるかのように暖かく、落ち着く空間でした。
次回は、朝ごはん編です。